10月26日は原子力の日だそうで 少し早めの 記念講演会が町の文化ホールであり 出かけました
わが町には 志賀原子力発電所があるため 有名な講師を迎えての講演会があります。
今までにも登山家で医師の 今井道子さんや 神津かんなさんなど数人の講演を何度か聞きに行った
今回の講師は女優の 萩尾みどりさんで どんなお話をされるのかなあ。。と思っていました。
萩尾さんは 石川にある金沢大学理学部を受験し 落ちて 翌年 やはり国立の一期校(昔は一期校と二期校という区別があった 当然一期校のほうがレベルが上) 千葉大学理学部に合格され ひょんなことから 芸能界に入り今日に至っているのだが 前半はそれらの話や 石川が舞台になった 高峰譲吉博士の映画 の母親役のことなどを話され後半は パソコンをスクリーンに映しての地球温暖化に至る諸々の生活の変化や原因を数枚のグラフなどの対比を用いた とても解りやすい話で 流石に頭の良い方だなあ。。そして 説得力のある具体的な講演にすっかり感心した
今までの講師は最後の2%くらいを申しわけ程度に原子力発電やエコなどとくっつけた講演だったが今回の萩尾さんの話は 私達の生活の変化 例えば各部屋にエアコンを付けたり 四六時中トイレの便座に通電するなどco2を昔と比べるとたくさん排出していてその結果 氷河が溶けたり 今年のような猛暑が来るなど人間界の生活にも大きな問題があるとの説明に自分たちの生活を振り返るとても良い講演で 貴重な有効な時間を過ごすことができ嬉しい一日でした
今もこうしてこんな私のような平凡な田舎のオバサンもパソコンをするのも1900年後半からのことでその頃からの電力の使用量の増加はすごいものだとか。。
でも一人ひとり 待機電力を減らすべくこまめにコンセントを貫くとか お買い物袋を持ち歩くとか。。。わが町はレジ袋は有料の為皆さんお買い物袋の持参率は100%に近いと思われるが・・・
小さな工夫や努力が大きな力となることを再確認するとても良い講演でした。 次回もまたこんなに近くでしかも無料でよい話が聞ける講演会は是非参加したいと思い家路に着きました
しかし頭の良い萩尾さん きっちり時間内に終了し(勿論講師の方は皆さん時間ぴっちりですが) その内容の濃さに心打たれる想いでした。 いい日だったなぁ・・・